愛の妙薬

オーケストラのコンミスとして3ヶ月かけて取り組んでたオペラ「愛の妙薬」の本公演が終わった

物心つく前から楽器をやっている両親の影響でオペラにすごく慣れ親しんでいたけど、特に好きだったのがこうもり・ラ ボエーム・そして愛の妙薬

小さい頃両親がピットで演奏していたこの演目を自分がやるなんて…と思っているけど、きっとそれを一番強く感じているのは両親の方だと思う笑

やっぱり喜劇は楽しい、お客さんも随所で声を上げて笑ってくれるし みんながハッピーになって家路につくことができる

オペラの悲劇なんかはだいたい誰かしらが死なないと終わらないものだけど喜劇って帰り道が楽しいのよね

キャストにもオケにも満身創痍の人がいて、いろんな所でいろんな事故も起きたけど(私も起こしたけど)、ぜーーーんぶひっくるめてすごくすごくすごく楽しかった

先週別本番で「こうもり」の全幕公演にもバイオリンで参加してその時も今日も思ったけど、オペラっていろんな事故起きがちだし長時間弾きっぱなしで集中力と気力の勝負だし、なかなかしんどい事も多いけど なぜか中毒性が異常に高いという

これだからオペラはやめられない

心から尊敬する素晴らしい歌人とオケ仲間と裏方さんと、何より運営陣（特に代表としてこの団体を立ち上げた同期）に溢れて止まらない感謝の嵐🌀

これから半年のピット入り予定は11月にバレエ「白鳥の湖」 2月にオペラ「魔弾の射手」 3月にオペラ「リゴレット」と素晴らしきピットライフ👏

眩しいくらいのライトを浴びて演奏するオケと室内楽もだいすきだけど薄暗いピットで最大限の集中力を使うのもだいすき！

とりあえず愛妙が無事に終わってよかった

いろいろ譜読みしなきゃいけないシリーズは溜まってるけど、少し休憩……