Bagus

音楽と野球と海と酒

エモい

 

このお盆休みは、かなり時間があったから学オケのDVDを見返したり昔の写真を整理していたりした

 

人は音楽一つでその時その時の感情や込めた感情をかなり鮮明に思い返せるものだし、人は写真一枚で涙みたいな何かが出るくらい懐かしめるものだと改めて思った

とってもエモかった

 

失ったものに対して縋っているだけなら この感情を「エモい」と表現するのは何故かすごく残念に感じてしまうけども

 

中学・高校の時の写真を見てももちろん懐かしく感じるけど心が抉られるほどの感情はない

それなのに大学に入ってから2年間くらいの"思い出"はすごくすごく重くて、死ぬほど楽しかったのに、見返した今こんなしんどい思いをするくらいなら全部チャラにしてしまいたいと思う

大学に入ってから 得て失ったものが多いのか(その一つ一つの存在が大きいのか)と思った

トラウマになるくらい大好きだった人との思い出をいつか何てことなかったかのように流せる日が来るのでしょうか

流せることが大人なのだとしたら 私はあと数年大人にはなれない、まだまだ助けてほしい

 

 

ところで「エモい」という言葉を使い始めたのがいつだったか気になったから調べたら2016年新語大賞第2位にランクインしていた

私が大学2年生のときくらいから使い始めたのかと思うと、実際もっと前から当たり前のように使っていた言葉だと思っていたし私の中の辞書ではかなり浸透しきっている気がする

 

 

「 "エモい"という言葉を使う人が苦手。結局何が言いたいのか分からないし意味も不明瞭で、日本語を使うことから逃げている感じがするから。言っておけば何とかなると思っていそうだから」と知り合いが飲み会で話していたことを思い出した

 

それでもやっぱり私が大学生の間に「エモい」という言葉が流行って良かったなと思う